平成28年のG7サミットで再注目されていますが、言わずと知れたリゾートホテルの名建築として知られ、昭和天皇をはじめ皇族にも愛された名門ホテルです。最も古い棟の竣工は1950年、様々なドラマを経て、今もこの地に建っています。その後、西館の増築がなされ、賢島駅の1年前の1969年本館が竣工、1983年に宴会場が増築されます。
以前訪れたのは30年ほど前で、当時ホテルは庶民に縁遠く、ドレスコードもありました。更に最高級のリゾートホテルの呼び声も高かったので気おくれしましたが、“リゾート”であるため、宿泊客もカジュアルで、恐る恐るでしたが入ることができました。リラックスしたムードで、自由の見学できたことを覚えています。当時の記憶と今回の経験を複数回に分けてご紹介させて頂きたいと思います。